安心の家作りのエキスパート、一級建築士の高橋工務店におまかせください。



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 〒259-0302
 神奈川県足柄下郡
 湯河原町門川5

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 Fax:0465-62-2926

   四世代の歴史

 

『高橋工務店は、昔っから、50歳になったら現役を退くんだよ。
だから俺も、四代目の息子にまかせることにした。』

三代目の高橋一行は今、静かに若き四代目を見守っています。

高橋工務店は大正4年に創業。
初代嘉一郎は湯河原町で神社・寺の建築に携わり、名をはせた宮大工です。

4年前、門川八幡神社の屋根が老朽化したため、葺き替えを請け負った三代目は、外した屋根の中に嘉一郎の棟札を見つけました。

「じいさんが、これを建てたんだなぁって。さすがに胸が熱くなったね」

神社の屋根を修復するのは技術が必要。見た目の大きさからは思いも付かぬほどに内部の木材の量は半端ではなく、組み方も独特です。
当時、すでに嘉一郎は亡く、父の二代目一郎もすでに引退していましたが、小さい頃から現場を廻っていた三代目、そして長年高橋工務店を支えてきた大工たちの腕には、必要な技術は叩き込まれていたのです。
高橋工務店は、見事に修復作業をやり遂げました。

今、葺き替えられた門川八幡神社には初代と三代目の棟札が並んでいます。

 

 

 門川八幡神社 葺替えの様子

四代目の謙一は昭和50年生まれ。父と同じく、やはり幼い頃から大工になると肌で感じていました。
遊び場は資材置き場。近所の友達とノコギリで木を切って遊んで、歯を欠けさせてしまったことも。

大きくなるにつれ、父は息子を連れて現場へ出るようになりました。だんだんと道具の使い方、材料の選定方法も覚えていきます。
小学校の卒業文集に「大きくなったら大工になる」と書いた夢は、ごく自然に現実となりました。

だが、四代目は、ふと疑問を持つようになります。

「施主様の希望をダイレクトに家造りに反映したい。しかし、自分は大工というだけでいいのか?」

 


当時、請け負った住宅建築では施主様と工務店との間に設計事務所が入っていました。当然、コストも余計にかかるのです。
四代目は決意しました。

「一級建築士の資格を取ろう!」

一級建築士は国家資格です。
しかも、建築士の資格自体、一定の水準を保持していく必要があるため、合格率は低くおさえられているのが現実。
四代目は父から受け継ぐ技術の重責が増大する中、ただひたむきに勉学を重ねました。

そして数年ののち、平成18年4月。
合格率7%の超難関試験に四代目は合格し、一級建築士となったのです。

 

 

「あまり、現場には顔を出さないようにしてるんだ。うっかり、あれこれ口を出したくなっちゃう。だから、俺は下ごしらえに徹底してるのさ」

そうは言っても、現場の大工たちに「親方」と慕われる三代目には、未だ息子に伝えるべきことが多く残されています。
四代目が自信を持って設計から施工まで携われるように導くことも仕事の一つ。

『実直で腕の確かな大工』

代々継承し、築いてきた高橋工務店のこの気風を、四代目は今確かに受け継ぎ、そして安心の家作りへと繋げていきます。



 

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